大阪の天神祭 今夏は船渡御など中止 主催者「断腸の思い」

大阪の天神祭 今夏は船渡御など中止 主催者「断腸の思い」
緊急事態宣言が出されるなか、大阪の夏を代表する「天神祭」でも多くの人が集まる一部行事の中止が決まりました。
大阪天満宮の「天神祭」は、例年7月24日と25日の2日間にわたって開催される大阪の夏の風物詩です。

13日関係者が集まって開かれた臨時総会で、100隻ほどの船が川を行き交う船渡御や、およそ3000人がまちを練り歩く陸渡御、それに花火など、多くの人が集まる行事を中止することが決まりました。

一方、大阪天満宮の中で執り行われる神事は神職のみで実施されます。

大阪天満宮によりますと、1000年以上の歴史がある天神祭で、船渡御と陸渡御の両方を中止するのは、戦争の影響を受けた昭和23年以来だということです。

天神祭渡御行事保存協賛会の栗原宏武実行委員長は「断腸の思いを禁じえない。しかし疫病の退散、人々の安寧の祈願という天神祭そもそもの趣旨を考えると、中止はやむをえないと判断した」と話していました。