プロ野球 阪神 15日から自主練習再開へ

プロ野球 阪神 15日から自主練習再開へ
プロ野球・阪神は、新型コロナウイルスに3人の選手が感染したため、先月下旬から活動を休止していましたが、15日から感染予防策をとったうえで自主練習を再開することを決めました。
阪神では、藤浪晋太郎投手など3人の選手が新型コロナウイルスに感染したため、先月26日からすべてのチーム活動を休止しています。

球団では、感染した3人が全員退院し、今月10日までに保健所から濃厚接触者に指定されていた選手もいなくなったため、15日から甲子園球場などで自主練習を再開することになりました。

自主練習は専門家の指導のもと感染予防策をとりながら行われ、具体的には1軍の選手は甲子園球場、2軍などの選手は鳴尾浜球場と練習場所を分けるほか、時間帯も午前、午後に分けて人数を絞るということです。

また、施設内のシャワーや施設外のスポーツジムなどの使用を禁止するほか、練習場所での食事も球団がそれぞれの選手に弁当を提供するということです。

谷本修球団本部長は「体作りを家だけで行うのは難しく、なんとか練習環境を提供できないかと考えていた。できるだけ選手どうしの接触機会を減らしたうえで自主練習をやっていきたい」と話していました。