新型コロナ 兵庫県 15日からの休業を要請

新型コロナ 兵庫県 15日からの休業を要請
兵庫県は、新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受けて、県内の遊興施設や運動施設、遊技場などについて、15日の午前0時から来月6日までの休業を要請することを決めました。
兵庫県は13日午後、対策本部会議を開き、15日の午前0時から来月6日までの休業を対象となる施設に要請することを決めました。

要請の対象となるのは、
▽ナイトクラブやインターネットカフェ、カラオケボックスなどの遊興施設や、
▽映画館や劇場、演芸場、
▽図書館や美術館、博物館、
▽体育館やスポーツクラブなどの運動施設、
▽パチンコ店やマージャン店などの遊技場、
それに、
▽学校などの文教施設です。

また、居酒屋を含む飲食店については、東京都や大阪府と同じく、営業時間を朝5時から夜8時の間とし、酒類の提供については、夜7時までとすることも合わせて要請します。

井戸知事は記者会見で「一刻も早い感染者の増加抑制を図らないといけないので、特措法に基づいて休業を要請することになった。ご迷惑をおかけするが、県民の命をまもるためぜひ協力をお願いしたい」と述べ、県民に理解と協力を求めました。

また井戸知事は休業要請に伴う補償について「損失補償、営業補償という意味での措置はする予定はない。ただ東京都では協力金を支給する動きがあるし、大阪府でも検討していると側聞している。協力に何らかの対応をすることは検討していきたい」と述べました。