警視庁 警察官3人感染 3署の約50人を自宅待機に 新型コロナ

警視庁 警察官3人感染 3署の約50人を自宅待機に 新型コロナ
警視庁では13日、玉川警察署と町田警察署に続き、大塚警察署でも警察官が新型コロナウイルスに感染したことが分かり、警視庁は3つの警察署で合わせておよそ50人を自宅待機とし、本部から応援を出しました。
新型コロナウイルスの感染が確認されたのは玉川警察署刑事組織犯罪対策課の36歳の男性警部補と、町田警察署地域課の24歳の男性巡査、それに大塚警察署警務課の43歳の男性巡査長です。

玉川署の警部補は今月3日、けん怠感や発熱があったためPCR検査を受け、13日陽性と確認されました。警部補は事件の捜査などで4人に接触しましたが、症状を訴える人はいないということです。

町田署の巡査は今月8日に感染が確認された巡査長と同じ寮の部屋で生活していて、PCR検査で13日陽性の結果が出ました。今月2日に交通事故の対応で1人と接触しましたが、症状はないということです。

大塚署の巡査長は、今月8日に看病していた父親が感染したためPCR検査を受けたところ、13日、自身も感染が確認されました。巡査長は留置場の担当で、周囲に症状を訴える人はいないということです。

警視庁は3つの警察署で合わせておよそ50人を自宅待機とし、警察署の機能を維持するため本部から応援を出しました。

警視庁では、これまでに警察官7人と交通安全協会の職員1人、留置場に勾留中の男2人が感染しています。