緊急事態宣言で週末の人出は70%以上減少

緊急事態宣言で週末の人出は70%以上減少
政府による緊急事態宣言のあと初めての週末となった12日、東京や大阪などの中心部では、感染が拡大する前の水準と比べて、70%以上人出が減ったとするデータがまとまりました。
NTTドコモは、携帯電話の基地局の情報をもとに個人を特定せずプライバシーを保護した形で、主な都市を500メートル四方に区切って人出のデータをまとめています。

それによりますと、政府の緊急事態宣言のあと初めての週末となった12日、東京 渋谷駅周辺の午後3時時点の人出は、感染が拡大する前の去年11月の休日の平均と比べて73.7%の大幅な減少となりました。

緊急事態宣言が出される前の今月5日の日曜日と比べると、25.5%の減少でした。

横浜駅周辺では、去年11月と比べて76.5%減少し、今月5日と比べると25.7%の減少でした。

また、大阪駅周辺では、去年11月と比べて82.9%の減少となり、今月5日と比べても58.2%と大幅に減少しました。

福岡の天神駅周辺では、去年11月と比べて73.2%減少し、今月5日と比べると25.2%の減少でした。

東京や大阪など7つの都府県では緊急事態宣言で外出の自粛が呼びかけられていて、繁華街などでは人出の減少がデータで示された形です。