石川県も独自の「緊急事態宣言」来月6日まで

石川県も独自の「緊急事態宣言」来月6日まで
石川県の谷本知事は、新型コロナウイルスの感染者が増加していることなどから、県として独自に「緊急事態宣言」を出しました。対象期間は来月6日までで、不要不急の外出の自粛などを求めています。
石川県の谷本知事は13日午後、記者会見し、「県内で新型コロナウイルスの感染者数が100人を超えるなど、事態が急激に変化し、これまでにない局面を迎えている」と述べて、石川県として独自に「緊急事態宣言」を出しました。

宣言の対象期間は来月6日までで、不要不急の外出の自粛を徹底することやバーやナイトクラブなど繁華街の接客をともなう飲食店への出入りを自粛すること、そして出張を含め県外への不要不急の往来の自粛などを求めています。

また、事業者に対しても、公共交通機関で出勤する社員の時差出勤や在宅勤務を一層推進するよう要請しました。

石川県では、12日時点で113人の感染が確認され、このうち75人の感染が確認された金沢市では、病院や繁華街の飲食店などで「クラスター」と呼ばれる患者の集団も発生しています。

こうした事態を受けて、金沢市の山野之義市長も13日記者会見を行い、市として独自の「緊急事態宣言」を出しました。

そのうえで山野市長は、市民に対し来月6日まで不要不急の市外への移動を控えることなどを強く呼びかけました。