発電所 電力供給維持へ運転員の感染対策強化 電力会社

発電所 電力供給維持へ運転員の感染対策強化 電力会社
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新型コロナウイルスの感染が全国的に拡大する中、電力会社では発電所が運転停止に陥らないよう、交代の運転員をリストアップするなど、対策を進めています。
国内の火力発電所の半数を運営する東京電力と中部電力がつくった電力会社「JERA」では、経験と専門知識が必要で、人数が限られている運転員を中心に感染対策を強化しています。

東京 品川区にある火力発電所では、中央制御室へ運転員以外の入室を禁止する措置を取ったほか、一般の社員との接触を減らすため、運転員は専用のエレベーターで移動するようにしています。

また、食堂にも専用のスペースを用意したほか、家族が感染した場合に備えて、宿泊用の部屋も設けました。

さらにJERAでは、今はほかの部署で仕事をしている運転の経験がある社員をリストアップし、いつでも交代できる態勢を用意しているということです。

このほかの電力会社も感染対策を進めていて、原子力発電所を再稼働させている関西電力は、火力発電所と原発で運転員専用の通勤バスを用意するなどの対応をとっているということです。

JERAの奥田久栄経営企画本部長は「発電所の中に感染が広がってしまうことがいちばん大きなリスクであり、徹底的に排除しなければならない。社員を守れないと、発電所の運転を継続することはできなくなり、どんなことがあっても電力供給を安定的に続けられるよう全力で取り組んでいきたい」と話しています。