渋谷警察署 留置場に勾留の20代男が感染 新型コロナウイルス

渋谷警察署 留置場に勾留の20代男が感染 新型コロナウイルス
留置場で新型コロナウイルスの感染が起きた警視庁の渋谷警察署で12日、ほかにも勾留されている20代の男が感染していることが分かりました。
警視庁によりますと、新たに新型コロナウイルスに感染したのは、渋谷警察署の留置場に勾留されていた20代の男です。

今月9日、「熱っぽくて頭も痛い」と申し出があり、38度以上の熱もあったため、病院でPCR検査を受けたところ、12日に新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。現在、熱は下がっているということです。

また、当時、留置されていた部屋にはほかにも3人が勾留されていましたが、いずれも症状はないということです。

今回の感染で、警視庁は署内などで接触のあった警察官10人について、自宅待機の措置を取ったということです。

渋谷警察署では今月8日に留置されていた50代の男の感染が確認されましたが、今回の男は留置場の別の部屋だったということです。

警視庁は集団感染の可能性について、保健所の指導に従って調査に協力するとともに、施設の消毒を行ったということです。