中小事業者などの資金繰り クラウドファンディング支援広がる

中小事業者などの資金繰り クラウドファンディング支援広がる
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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、売り上げが減って中小の事業者などで資金繰りに困っているところが急増していて、インターネット上で資金を募る「クラウドファンディング」の仕組みを使って支援する動きが一段と広がっています。
このうち東京 渋谷区のクラウドファンディングを運営する会社は、影響を受けている中小企業や個人事業者などの資金を支援するための特設のコーナーを2月末から設けたところ、これまでに200を超える事業者などが活用し、およそ3億2000万円が集まったということです。

会社には事業存続の危機を訴える事業者が日に日に増えているということで、特設コーナーへの申し込み期限を今月末まで1か月延長したということです。

運営会社「CAMPFIRE」の篠原陽子事業部長は「家にいながら応援できることはないかと皆さんが探していて、非常に大きな額となっている。早く資金を受け取れるというスピード感と、インターネットならではの支援の輪の広がりが特徴で、ぜひ活用していただきたい」と話していました。

このほかにもクラウドファンディングで、中小の事業者などの当面の資金繰りの確保を支援する民間の動きが広がっています。