北九州市は市内に住む０歳の女の子ら４人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと、12日夜に発表しました。４人はいずれも10日に市内で感染が確認された50代の女性の家族や知人だということです。

北九州市によりますと、新たに感染が確認されたのは、小倉北区に住む20代の飲食店従業員の女性とその娘の０歳の女の子、女性のめいで一緒に住んでいる10歳未満の小学生の女の子、それに小倉南区に住む40代の女性の合わせて４人です。

４人は10日に感染が確認された50代の飲食店従業員の女性の家族や知人で、女性の濃厚接触者として検査を受け、感染が確認されたということです。

いずれも一時、発熱などの症状が出ましたが、現在、症状は無いということです。

４人のうち20代の女性は、症状が出た先月26日以降も小倉北区にある「三郎丸保育園」に別の娘を送迎していて、保育園は13日から当面、臨時休園することになりました。この保育園に通っていた娘は検査の結果、陰性だったということです。

また、10歳未満の小学生の女の子は今月６日、小倉北区の霧丘小学校の校庭で行われた始業式にマスクを着けて出席していたということです。

北九州市は４人の行動歴や濃厚接触者について、詳しく調べることにしています。