仙台で新たに6人の感染確認 宮城県内 計51人に 新型コロナ

仙台で新たに6人の感染確認 宮城県内 計51人に 新型コロナ
宮城県では仙台市内で6人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。このうち5人は、すでに感染が確認されている外国籍の女性が講師を務める英会話教室に通うなどしていた子どもだということです。
仙台市の発表によりますと、新たに感染が確認されたのは、仙台市泉区の「いずみ保育園」に通う女児、仙台市泉区の向陽台小学校に通う男子児童1人と女子児童3人、それに仙台市建設局の南道路建設課に勤務する40代男性職員の合わせて6人です。

市によりますと、園児の女の子の感染が確認された「いずみ保育園」は、すでに感染が確認された外国籍の20代の女性が英会話教室の講師を務めていて、保育士3人の感染も確認されています。

向陽台小学校に通う児童4人は、いずれも同じ外国籍の20代の女性が講師を務めていた仙台市泉区にある英会話教室、「ASTER向陽台校」に通っていたということです。

向陽台小学校は臨時休校を当面延長し、入学式や始業式も延期するほか、13日から学校での児童の預かりや向陽台児童館での児童クラブも当面休止することになりました。

一方、仙台市の40代の職員は都市計画道路などの建設事業を担当していて、窓口で日常的に市民と接する業務は行っていないということです。

仙台市によりますと、いずれも重篤な状態ではないということです。

仙台市は外国籍の20代の女性が講師を務めていた保育園の園児や職員、それに英会話教室に参加したすべての子どもたちの検査をさらに進めることにしています。対象は108人に上るということです。

宮城県内で感染が確認されたのは51人となりました。