名古屋市はこれまでに新型コロナウイルスへの感染が確認されていた市内に住む高齢の女性が12日、死亡したと発表しました。また、市内では保育園児を含む２人の感染も新たに確認されました。

名古屋市によりますと、これまでに新型コロナウイルスへの感染が確認されていた市内に住む高齢の女性が12日、死亡しました。

女性は名古屋市内のデイサービスの利用者やその接触者らの間で、集団で発生した感染者の１人だということです。これで、愛知県内で死亡した感染者の数は25人となりました。

また、名古屋市では市内に住む２人の感染が新たに確認されました。このうち１人は、10日に感染が確認された40代の女性保育士が勤務する市内の公立保育園に通っている男の子の園児だということです。

女性保育士は今月７日以降、出勤していませんが、この男の子は10日まで保育園に通っていたということです。

この保育園には89人の園児と28人の職員が在籍していて、今月24日までの休園が決まりました。

一方、12日に感染が確認されたもう１人は30代の男性で、県内の感染者と仕事で接触していたということです。

愛知県内で感染が確認されたのは延べ351人となりました。