国際線停止のパキスタン 日本人約100人が臨時便で帰国へ

国際線停止のパキスタン 日本人約100人が臨時便で帰国へ
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて国際線の乗り入れを停止しているパキスタンで、帰国を希望する現地の日本人を対象にした臨時便が運航されることになりました。
パキスタンでは新型コロナウイルスの水際対策として先月から国際線の乗り入れが停止されたため、現地に滞在する日本人が帰国できなくなり、感染者が比較的多い南部シンド州の都市カラチなどで暮らす日本人からは、帰国のための臨時便を運航するよう求める声が高まっていました。

こうした声を受けて現地の日本大使館などは地元のパキスタン航空と調整を続け、その結果、12日に臨時便が運航することになったということです。

臨時便はカラチから首都イスラマバードを経由して成田空港に向かうということで、およそ100人が日本への帰国を希望しているということです。

パキスタンでは、新型コロナウイルスの感染者が11日時点でおよそ5000人に上っていて、地元メディアは、感染者は今後大幅に増える可能性もあると伝えています。