看護師や保育士など15人の感染発表 福岡県

看護師や保育士など15人の感染発表 福岡県
福岡県は11日、10代から60代までの男女15人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。
このうち20代の看護師の女性は、春日市にある「福岡徳洲会病院」に勤務しています。

この病院では70代の男性と80代の女性、合わせて2人の入院患者の感染がすでに確認されていて、濃厚接触者として検査した結果、看護師の感染が確認されました。

この病院は県内に12ある感染症指定医療機関の1つですが、看護師の勤務先が一般病棟だったことなどから、県は新型コロナウイルスの感染者の今後の受け入れに問題はないとしたうえで、12日以降、病院の職員と患者の検査を行うことにしています。

また、行橋市の40代の保育士の女性は、みやこ町の認定こども園「ポランのひろば」に勤務していて、9日、同居する祖母の感染が確認されたことから検査を受けた結果、感染が確認されました。

女性は発熱の症状が出る前の今月2日までと、熱が下がったあとの今月6日に勤務していたということで、県は濃厚接触者に子どもが含まれているかなどについて詳しく調べています。