大阪府 新たに70人の感染確認 府内で計766人

大阪府 新たに70人の感染確認 府内で計766人
大阪府は11日、新たに70人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。府内で感染が確認された人は合わせて766人となりました。
大阪府によりますと、11日に新たに感染が確認されたのは、2人の未就学児のほか、西堺警察署の30代の警察官や、堺市中区役所の30代の女性職員など、90代までの男女70人です。

このうち、51人について感染の経路がわかっていません。

大阪府内で感染が確認された人は合わせて766人となり、このうち感染経路がわかっていない人はおよそ6割にあたる489人に上ります。

大阪府は引き続き、通院や通勤、食料の買い出しなど生活に必要な場合を除いて、外出を自粛するよう強く呼びかけています。

大阪府は11日から病院の病床を確保するため、感染が確認された人のうち軽症や症状のない人の一部に自宅で療養してもらう措置を始めました。

70歳以上の高齢者や、基礎疾患がある人、それに免疫抑制剤などを使っている人や妊婦のほか、こうした人たちと同居する人は対象とせず、療養中は外出しないことが前提としています。

14日間発熱などの症状がなければ療養が解除されるということで、大阪府では今後、軽症や症状がない人については宿泊施設や自宅での療養に移行していきたいとしています。

大阪国税局は東淀川税務署に勤務する50代の男性職員の感染が確認されたと発表しました。

この職員は主に署内での事務処理を担当し、濃厚接触者にあたる納税者や職員はいないということです。

税務署では署内の消毒作業を行い、13日以降も通常どおり業務を行うことにしています。