茨城 神栖 消毒液を無料で配布 品薄で 新型コロナウイルス

茨城 神栖 消毒液を無料で配布 品薄で 新型コロナウイルス
新型コロナウイルスの影響で消毒用のアルコールが品薄になっていることを受け、茨城県神栖市は市民に消毒液を無料で配る取り組みを始めました。
神栖市は、除菌作用があるとされる「次亜塩素酸水」の配布を11日から市内の9か所で始めました。

このうち市内の中心部にある「かみす防災アリーナ」では、ペットボトルを持った市民が次々と訪れ、職員の指示で間隔をあけて並び、順番に消毒液を入れて持ち帰っていました。

神栖市では障害福祉サービス事業所で集団感染が発生するなどしていて、茨城県は感染が広がっている自治体の1つとして市民に来月6日まで外出を自粛するよう要請しています。

このため、市は消毒液の製造装置を10台、緊急に導入し、配布することにしました。

消毒液を受け取った60代の女性は「感染の拡大に不安を感じています。玄関の入り口など手で触るところを消毒していきたいです」と話していました。

神栖市は、消毒用のアルコールが手に入りやすくなるまで、毎日、午前9時から午後5時まで消毒液を配布するということです。