マスクを子どもたちに ワイシャツ用の布でつくる 千葉 南房総

マスクを子どもたちに ワイシャツ用の布でつくる 千葉 南房総
マスクの品薄が続く中、警察官や消防署員のシャツなどを作っている千葉県南房総市の縫製工場が、急きょ、布のマスク5000枚をつくって地元の子どもたちに贈ることになりました。
南房総市に縫製工場を置く衣料品メーカーの「グロリア」は、警察や消防で使われるシャツなどを製造しています。

マスクの品薄が続く中、ワイシャツ用の布を使ってマスク5000枚をつくり、地元の子どもたちに贈ることになりました。

マスクを作るのは今回が初めてで、工場では10人ほどの従業員がミシンやアイロンを使いながら顔の形に合うようにプリーツと呼ばれる「ひだ」をつける作業などを進めていました。

出来上がったマスクは市内の幼稚園児から中学生までのおよそ2500人に2枚ずつ配付される予定で、丁寧に洗えば繰り返し使えるということです。

永井實社長は「地元の役に立てればと思い、マスクを作って寄付することにしました。感染が広がらないよう少しでも役立てれば」と話していました。