トランプ大統領 米国内の死者「10万人を大幅に下回るだろう」

アメリカのトランプ大統領は、新型コロナウイルスの国内の死者数について「10万人を大幅に下回るだろう」と述べ、当初予測されていた数より少なくなるという見通しを示し、政府による感染拡大の防止措置が効果を挙げていると主張しました。
トランプ大統領は、10日の記者会見で「国全体では1日当たりの新たな感染者数は落ち着いてきていて、感染状況がピークに近づいていることを示している。われわれの包括的な戦略が功を奏している」と述べ、政府の行動指針の下、外出を控え人との接触を避けるなどの感染拡大の防止措置が効果を挙げていると主張しました。
そのうえで、国内の死者の数が10万人から24万人に上るおそれがあると先週、政府が示した予測について「10万人を大幅に下回るだろう」と述べ、当初の予測より死者の数が少なくなるという見通しを示しました。
その根拠についてトランプ大統領は、感染者の急増が指摘されていた中西部ミシガン州や南部ルイジアナ州などで当初の予測よりも感染を抑え込むことができていると説明しています。
一方、会見に同席した感染症の専門家でトランプ政権の対策チームのファウチ博士は「感染拡大を防ぐための措置がうまくいっているからといって行動を緩める時ではない」と述べ、国民に油断することなく、政府の行動指針を守り続けることが重要だと強調しました。
そのうえで、国内の死者の数が10万人から24万人に上るおそれがあると先週、政府が示した予測について「10万人を大幅に下回るだろう」と述べ、当初の予測より死者の数が少なくなるという見通しを示しました。
その根拠についてトランプ大統領は、感染者の急増が指摘されていた中西部ミシガン州や南部ルイジアナ州などで当初の予測よりも感染を抑え込むことができていると説明しています。
一方、会見に同席した感染症の専門家でトランプ政権の対策チームのファウチ博士は「感染拡大を防ぐための措置がうまくいっているからといって行動を緩める時ではない」と述べ、国民に油断することなく、政府の行動指針を守り続けることが重要だと強調しました。