アメリカでマスク着用過半数 新型コロナ感染拡大で習慣に変化

アメリカでマスク着用過半数 新型コロナ感染拡大で習慣に変化
アメリカABCテレビが行った調査で、アメリカで先週マスクなどを着けて外出した人が半分以上に上り、新型コロナウイルスの感染拡大によってマスクをしない習慣に変化が現れていることが分かりました。
ABCテレビは今月8日から9日にかけて電話で世論調査を行い、512人が回答しました。

この中で、先週外出したと答えた人のうち、半分以上に当たる55%がマスクなどを着けたとしました。

アメリカではこれまでマスクをする習慣はありませんでしたが、CDC=疾病対策センターは、急激な感染拡大の要因に無症状の人からのウイルスの広がりがあるとして、マスクは不要という従来の見解を修正し、現在は着用を勧めています。

10日時点の感染者の数が9万人を超えたニューヨーク市では、道行く人のほとんどが、マスクやバンダナで口と鼻を覆っていて、感染の拡大に伴って人々のマスクをしない習慣に変化が現れています。