香川 高松市 飲食店経営70代男性の感染確認 県内4人目

香川 高松市 飲食店経営70代男性の感染確認 県内4人目
高松市で飲食店を経営する70代の男性が10日、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
香川県内で感染が確認されたのは、これで4人目です。
新たに感染が確認されたのは高松市牟礼町の飲食店、「お食事処水仙」を経営する70代の男性です。

香川県と高松市によりますと、男性は今月2日に県内で行われた法事で13人で3時間程度、会食したあと、4日に食欲低下や全身のけん怠感の症状が出ました。

男性は症状が出た4日から6日の期間も店内の調理場で働いたあと、6日から38度台の熱が続いたため、8日に近くの医療機関を受診して点滴などを施されましたが、症状がおさまらなかったということです。

そして10日、県内の指定医療機関を受診したところ、CT検査で肺炎と診断され、検体を採取して検査をした結果、感染が確認されました。

男性はそのまま入院し、10日の時点で熱は36度台に下がったものの食欲低下やけん怠感といった症状は続いているということです。

男性は発症前の2週間、県外に出ていなかったということです。

県と高松市は、男性と同居する妻と息子や店の従業員15人にも11日から順次、検査を受けてもらうことにしています。

香川県内で新型コロナウイルスの感染が確認されたのはこれで4人目です。