妖怪「アマビエ」を起用 若者に外出自粛呼びかけ 厚労省

妖怪「アマビエ」を起用 若者に外出自粛呼びかけ 厚労省
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新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため欠かせないのが若い人たちの協力です。厚生労働省は、疫病をおさめるとしてインターネット上で話題になっている妖怪「アマビエ」をSNSでの啓発キャラクターに起用して外出自粛への協力を呼びかけています。
妖怪「アマビエ」は、その姿を描いた絵を人に見せると疫病がおさまるという言い伝えがあるとして、SNSでは感染拡大の収束を願って「アマビエ」の絵の投稿が相次いでいます。

厚生労働省は、若い人たちに関心を持ってもらおうとツイッターの公式アカウントでこの「アマビエ」を使った情報発信を始めました。

イラストとともに「知らないうちに、拡めちゃうから。」というキャッチコピーが記されています。

感染しても無症状や軽症の人が多くいるため、特に若い人たちは自覚がないまま周囲に感染を広めてしまうおそれがあるとされていて、厚生労働省は、▽不要不急の外出や、▽密閉、密集、密接の『3つの密』を避ける行動を呼びかけています。

厚生労働省は「親しみやすいキャラクターで関心を持ってもらい、感染拡大を防ぐ行動をしてほしい」としています。