横須賀市 30代女性県職員感染確認 新型コロナ

横須賀市 30代女性県職員感染確認 新型コロナ
神奈川県横須賀市に住む県職員の30代の女性が新たに新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。
新たに感染が確認されたのは横須賀市に住む30代の県職員の女性です。

横須賀市によりますと、この女性は今月6日から7日にかけて鼻水が出たり味覚が分からなくなるなどの症状が出て、9日に検査を行ったところ、10日、新型コロナウイルスに感染していることがわかったということです。

女性は軽症で、軽症や症状のない感染者を受け入れる宿泊施設で療養するということです。
神奈川県によりますと、この女性職員は、ふだんは国際交流のイベントの企画などを担当する部署に所属していますが、今月7日から新型コロナウイルスの対策本部に応援で派遣され、データの入力業務を行っていたということです。

この職員は、味覚と嗅覚に異常があったため9日、上司に報告して検査を受け、10日、感染が確認されたということです。症状は軽いということです。

県はこの間に接触があった対策本部などの職員18人を自宅待機としていますが、これまでのところ体調不良を訴える人はいないということです。

また自宅待機となっている18人はテレワークで対応していて業務に支障はないということです。

県は感染経路はわからないとしています。

米軍軍人の男性も感染

このほか横須賀市は、在日アメリカ海軍横須賀基地から、市内に住んでいる軍人の男性1人が感染したと情報提供があったことを明らかにしました。

在日アメリカ軍司令部は、国内の基地に所属する軍人やその家族の感染について原則、公表していませんが、保健所を通じて市には情報が提供されていて、市では今回のように基地の外に住む軍人に限って発表するとしています。