栃木 福田知事「緊急事態宣言地域」への往来と外出自粛を要請

栃木 福田知事「緊急事態宣言地域」への往来と外出自粛を要請
栃木県内で新型コロナウイルスの感染者が増えている状況を踏まえて、栃木県の福田知事は臨時の記者会見を開き、県民に対し、今週末から今月22日まで、県内でも不要不急の外出や移動の自粛を呼びかけました。
栃木県内では、10日夕方までに新型コロナウイルスの感染者が32人確認され、この1週間で倍増していることなどを受けて、福田知事が臨時の記者会見を開きました。

この中で、福田知事は「急速に県内全域に感染が広がりつつあり、『緊急事態宣言』の対象区域にならないようにするため県民の皆さんに、より一歩踏み込んだお願いをする必要がある」と述べました。

そのうえで「県内での、これ以上の感染拡大を防ぐため、今週末以降、今月22日までの間、県内全域において不要不急の外出を控えていただくようお願いする。感染を防ぐことができるか、拡大が続いてしまうのか、重要な局面にある」と述べ、『緊急事態宣言』が出された地域への往来と合わせ、県内での外出も自粛するよう呼びかけました。

福田知事は、30代以下の若い世代に感染が広がっているとして「若い世代は感染しても無症状だったり軽症だったりするケースが多く行動範囲も広いことから、感染源となる可能性が高い。特に危機意識をさらに高めていただきたい」として、特に強く自粛を求めました。