神戸市 保育所受け入れ やむを得ない場合のみに

神戸市 保育所受け入れ やむを得ない場合のみに
神戸市は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、保育所や認定こども園、学童保育施設などについて来週14日から、医療従事者などやむを得ない場合のみ、子どもを受け入れる「特別保育」に切り替えることになりました。
神戸市は10日午後、記者会見し、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを受けて、保育所や学童保育施設などへの子どもの受け入れについての方針を発表しました。

この中では市内の認可保育所や認定保育園など合わせて456か所の保育施設、それに公立の学童保育施設191か所について、感染防止のため受け入れを限定する「特別保育」に切り替えるとしています。

具体的には医療従事者や介護、消防、警察の関係者など「真にやむを得ない場合」で「特別保育申出書」を提出して認められた保護者のみ、子どもを受け入れます。また民間の学童保育にも同様の要請を行うとしています。

神戸市は「保育を必要とする人全員を受け入れないということではなく、仕事を休めない場合は相談に応じる。ただ保育所や学童の感染防止をより一層徹底するための判断であり、家庭内保育ができる方は強くお願いしたい」と話しています。