大阪メトロ 週末の運行削減決定 市長要請受け 新型コロナ

大阪メトロ 週末の運行削減決定 市長要請受け 新型コロナ
大阪メトロは大阪市の松井市長からの要請を受けて11日と12日の2日間、御堂筋線や谷町線など7つの路線について、電車の運行本数を2割程度、減らすことを決めました。
大阪市の松井市長は10日、新型コロナウイルスの感染防止策の一環として、大阪メトロに対し、今週末の運行本数を削減するよう要請しました。

この要請を受けて大阪メトロは11日と12日の週末の2日間、運行本数を2割ほど減らすことを決めました。

大阪メトロによりますと、9つある路線のうち、運行を削減するのは御堂筋線、谷町線、四つ橋線、千日前線、長堀鶴見緑地線、今里筋線、南港ポートタウン線の7つの路線です。

いずれも始発から終電までの間、1時間当たりの本数を平均的に間引き、2割程度、減らすということです。

一方、中央線と堺筋線は削減せず通常の土曜・休日ダイヤで運行します。

また、来週以降の週末についてはこの週末の状況を踏まえ、対応を検討するということです。

大阪メトロは「新型コロナウイルスの感染が拡大している危機的な状況の中、緊急的な対応として実施することを決めた。お客さまにご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします」と話しています。