医師ら感染の公立館林厚生病院 来週にも一部診療再開へ 群馬

医師ら感染の公立館林厚生病院 来週にも一部診療再開へ 群馬
群馬県館林市の公立館林厚生病院は、医師と看護師合わせて3人の新型コロナウイルスの感染が確認されたため、新規の患者の受け入れを中止していますが、ほかの職員や患者など全員の陰性が確認されたため、週明けにも一部の診療を再開する方向で調整を進めています。
公立館林厚生病院では、医師と看護師合わせて3人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、先月25日から外来・入院ともに新規の患者の受け入れを中止しています。

病院によりますと、3人と接触があった職員や患者などの2週間の健康観察が9日で終わり、これまでに症状が出た人はいないということです。

また県によりますと、職員や患者など941人のPCR検査を行った結果、全員の陰性が確認されたということです。

病院は、これまでに院内の消毒や職員の感染予防対策の研修などを行い、10日に県の医師会などで作る専門チームによる確認を終えました。

これを受け、早ければ週明けにも一部の診療を再開し、新規の患者を受け入れる方向で調整を進めています。