警察署長の歓迎会で感染拡大 約120人が自宅待機 神戸

警察署長の歓迎会で感染拡大 約120人が自宅待機 神戸
神戸市の1つの警察署で新型コロナウイルスに感染した警察官などが合わせて7人になり、このうち3人は先月末に異動してきた署長らの歓迎会に出席していたことが分かりました。
神戸西警察署では今週、
▽交通課の50代の男性警視と
▽警務課の50代の男性警部の感染が明らかになり、
10日新たに、
▽会計課の50代の女性主幹と、
▽刑事2課の30代の男性警部補、
▽地域課の50代の男性警部補、それに
▽交通課の50代の男性警部補と30代の男性巡査部長の合わせて5人の感染が確認されました。

この7人のうち、警視と警部、主幹の3人は先月27日に居酒屋で行われたこの時期に異動してきた署長らの歓迎会に出席していたことが分かりました。

兵庫県警は署長、副署長ら幹部を含むおよそ120人を自宅待機させていて、警察署の業務に支障が出ないよう本部から応援の警察官を派遣しています。

兵庫県警「職員の感染拡大防止に努めたい」

兵庫県警察本部は、署長らの歓迎会について「開催にあたって参加人数を少なくするなど配慮はしていた」としたうえで、「今後も引き続き、職員の感染の拡大防止に努めたい」とコメントしています。