【緊急事態宣言 生活情報】銀行の対応

【緊急事態宣言 生活情報】銀行の対応
政府系金融機関や大手銀行、それに東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡に本店のある地方銀行では、店舗を原則、平常どおり営業しています。
個人をはじめ、企業の資金繰りの相談や融資の申し込みにも応じています。

一方、横浜銀行の湘南シークロス支店は、入居している商業施設が休業しているため業務を休止しています。

京葉銀行の品川支店も入居しているビルが休業しているため臨時休業となっています。

東京スター銀行は13日から、平日午後3時以降も営業している店舗について、すべて午後3時までの営業とします。

りそな銀行と埼玉りそな銀行のすべての店舗と、関西みらい銀行とみなと銀行の一部の店舗では、通常は午後5時までの営業時間をそれぞれ午後3時までに短縮しています。

郵便局にあるゆうちょ銀行の窓口も営業を続けます。ただしオフィス街などにある一部の窓口では東京都内が10日から、それ以外の6府県では15日から営業時間が午後4時までに短縮されます。

また、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、店舗で交代制の勤務を導入したことから昼休みをとる店舗を拡大する動きも出ています。

千葉銀行が13日から、小規模店を中心に合わせて114店舗で午前11時半から12時半まで、千葉興業銀行が今月16日から全店舗で原則として午前11時半から12時半まで、京葉銀行が13日から、合わせて57店舗で正午から午後1時まで、それぞれ休業します。

このほか新生銀行とあおぞら銀行は平日、窓口の営業終了後に行っていた資産運用など相談業務を休止しています。

土日・祝日に開いていた住宅ローンなどの相談会は休止する銀行が多くなっていますが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けた個人や企業の資金繰りの相談については、土日・祝日も相談ダイヤルを設けたり、一部の店舗を開いたりして対応にあたっています。

ATM

各銀行ともに10日以降もATM=現金自動預け払い機は通常どおり利用できます。ただ、商業施設などに設置しているATMは、施設が休業の場合は利用できないことがあります。

ネットバンキング

パソコンやスマートフォンのアプリを通じたインターネットバンキングも、通常どおり利用できます。金融機関の中には従業員を交代で勤務させるため、窓口対応の態勢をふだんより縮小するところもあり、可能な範囲でATMやインターネットバンキングを利用するよう呼びかけています。

また、感染拡大の防止のため、来店するときにはマスクを着用することや利用者どうしの間隔をあけるよう、協力を求めています。