新型コロナウイルスの感染が世界的に広がる中、安倍総理大臣は10日午後、インドのモディ首相と電話で会談し、感染拡大を収束させるために、引き続き、緊密な連携と協力を進めていくことで一致しました。

安倍総理大臣とインドのモディ首相との電話会談は、10日午後２時すぎからおよそ35分間行われました。

会談で、モディ首相は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けたインドの取り組みを説明し、集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」のインド人乗客・乗員への日本政府の支援に謝意を示しました。

これに対し、安倍総理大臣は、モディ首相が南アジア地域の首脳によるテレビ会議を主催するなど、リーダーシップを発揮していることに敬意を表したうえで、在留邦人のインドからの出国について支援の継続を要請しました。

そして両首脳は、世界的な感染拡大を収束させるため、引き続き、緊密な連携と協力を進めていくことで一致しました。