繁華街で警察官が外出自粛の声かけへ 緊急事態宣言受け

繁華街で警察官が外出自粛の声かけへ 緊急事態宣言受け
国による「緊急事態宣言」を受けて、警察官が必要に応じて繁華街で出歩いている人などに声をかけ、外出の自粛を知らせる取り組みを行うことになりました。
国による緊急事態宣言では、感染の拡大を防ぐため人と人との接触機会を減らし外出をしないことなどが呼びかけられていますが、強制力や罰則はありません。

警察庁は、知事から協力の要請があった場合、警察官が必要に応じて夜間に出歩いている人などに声をかけ、外出の自粛を知らせるなどの対応を取るよう全国の警察に指示しました。

ただ、犯罪を未然に防ぐ目的などで行われている職務質問とは異なるため、出歩いている人がいても外出の具体的な理由などを聞くことは原則ないとしています。

また、警察は繁華街でのパトロールを強化し、人がいなくなった店舗や事務所での窃盗などの被害防止にも当たることにしています。