岐阜 古田知事 外出自粛要請「オール岐阜で対策を」

岐阜 古田知事 外出自粛要請「オール岐阜で対策を」
岐阜県の古田知事は県内での新型コロナウイルスの感染拡大を受けて生活の維持に必要な場合を除いて外出の自粛を求めたほか、臨時休校を来月6日まで延長することなどを決めました。
岐阜県庁では10日午後1時から対策会議が開かれました。この中で古田知事は「県内では最近1週間で46人の感染が確認され、前の週に比べておよそ2.5倍に増えている。岐阜県は非常事態にあるという認識に立って、オール岐阜で対策を実施することが不可欠だ」と述べました。

そのうえで、来月6日まで生活必需品の買い出しや出勤など、生活の維持に必要な場合を除いて外出を自粛することや、感染の危険性が高くなる密閉空間、密集場所、密接場面を徹底的に回避することなどを県民に求めました。

また、医療機関やスーパー、金融機関などは営業されるので、買い占めを慎み冷静に行動するよう呼びかけました。

県は、来月6日まで臨時休校を延長することにしていて、小中学校や高校だけでなく、幼稚園や保育所にも「臨時休園」を要請することにしています。

また、感染者が増えた場合に備え、症状が軽い人や無い人の受け入れ施設として、県や自治体、それに民間の施設を活用し200室を確保することにしています。