「昼間のネット通信量増加もサービスに支障起きず」総務相

「昼間のネット通信量増加もサービスに支障起きず」総務相
政府の緊急事態宣言を受けて在宅勤務などがさらに広がる中、高市総務大臣は、昼間のインターネットの通信量が増えている一方で1日のピークに当たる夜間の通信量に大きな変化はないことから、通信サービスに支障は起きていないという見方を示しました。
政府の緊急事態宣言を受けて、企業が社員に在宅勤務を求めたり大学などがオンラインの授業を行ったりしていて、インターネット通信量が今後、一段と増えることが見込まれています。

これについて高市総務大臣は、10日の閣議のあとの記者会見で「通信量は2月下旬と比較して、平日の昼間が2割程度、休日の昼間が1割弱程度伸びている。ただ、通信ネットワークはピークに耐えられるように設計されていて、1日のピークとなる夜間の通信量に大きな変化がないことから現状では問題はない」と述べました。

そのうえで高市大臣は「今後も外出の自粛によってインターネットの利用の増加が見込まれる。通信事業者や動画などのコンテンツ配信企業と連携し、情報交換を密にすることで通信量を把握していく」と述べて、今後、通信サービスに影響が出ないか注意深く見ていく考えを示しました。