中国からお礼のマスク30万枚 日本赤十字社大阪府支部などに

中国からお礼のマスク30万枚 日本赤十字社大阪府支部などに
新型コロナウイルスの影響でマスク不足が続く中、中国 遼寧省に本社がある貿易会社が30万枚のマスクを日本赤十字社大阪府支部などに寄贈しました。
マスクを寄贈したのは中国 遼寧省の大連に本社がある総合商社「遼寧成大グループ」です。日本各地から中国 武漢へのマスクの支援に対してお礼を示したいと、中国で製造されたマスク30万枚の寄贈を申し出たということです。

大阪 中央区にある日本赤十字社大阪府支部では職員6人がサージカルマスクの入った段ボールをトラックから降ろして運び入れていました。

受領式では大江桂子事務局長が会社の代理人らに感謝状を手渡しました。マスクは府内各地の高齢者施設や障害者施設に配布される予定だということです。

大江事務局長は「入手が困難なときにマスクを届けていただいてありがたいです。逆境のときも変わらず友情を築きましょうというメッセージにも感激しました。必要なところに早期に届けていきたいです」と話していました。