「園児の登園控えるも必要な保育は維持を」厚労相

「園児の登園控えるも必要な保育は維持を」厚労相
緊急事態宣言の対象地域での保育所の対応について、加藤厚生労働大臣は可能なかぎり園児の登園を控えてもらう一方、仕事を休むことが難しい保護者の子どもの保育は維持できるよう工夫を呼びかけました。
加藤厚生労働大臣は記者会見で、緊急事態宣言の対象地域の保育所の対応について、自治体によって差が出ているとして厚生労働省の対応方針を改めて示しました。

この中で、加藤大臣は仕事を休んで家にいることが可能な保護者には園児の登園を控えるようお願いするなどして、受け入れ規模の縮小を検討するとともに、園児や職員の感染が確認されたり、地域の感染が著しく拡大したりした場合は臨時休園を検討するよう求めました。

その一方で、医療や社会機能を維持するために必要な業種、それにひとり親家庭など、仕事を休むことが難しい保護者の子どもの保育は維持できるよう工夫を呼びかけました。

そして、加藤大臣は「感染防止に最大限留意して必要な方には保育が提供されるよう対応いただきたい」と述べました。