「発熱など症状ある人 航空便の利用控えて」赤羽国交相

「発熱など症状ある人 航空便の利用控えて」赤羽国交相
k10012379111_202004101211_202004101213.mp4
国内線を利用して移動した人の中に新型コロナウイルスの感染が確認される事例があったことから赤羽国土交通大臣は発熱などの症状がある人は航空機の利用を控えるよう呼びかけるとともに、国内の主要な空港で体温を自動ではかるサーモグラフィーの設置を急ぐ考えを示しました。
閣議のあとの記者会見で赤羽国土交通大臣は「北海道や沖縄に航空機で来られた人に感染者がいた事例がいくつかある。緊急事態宣言の対象である7都府県から地方への不要不急の移動は、控えるよう重ねてお願いする。特に発熱などの症状がある人は、航空便の利用を控えていただきたい」と述べました。

そのうえで「特に利用者の多い空港では搭乗する人の体温が確認できるような取り組みを実施する方向で検討している。まずは羽田空港にできるだけ早くサーモグラフィーを設置したい」と述べて、主要な空港で利用者の体温を自動ではかるサーモグラフィーを設置するなど対策を急ぐ考えを示しました。