「立皇嗣の礼」延期含め再調整へ 政府

「立皇嗣の礼」延期含め再調整へ 政府
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秋篠宮さまが、皇位継承順位1位の「皇嗣」になられたことを内外に広く伝える「立皇嗣(りっこうし)の礼」について、政府は、「緊急事態宣言」が出されたことを踏まえ、延期も含め、再調整することになりました。
「立皇嗣の礼」は、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の「皇嗣」になられたことを、内外に広く伝える式典で、政府は、今月19日に、「立皇嗣宣明(せんめい)の儀」と、「朝見(ちょうけん)の儀」の2つの儀式を憲法で定める国事行為として行うことを閣議決定しています。

しかし、新型コロナウイルスの感染が都市部で急速に拡大し、法律に基づく「緊急事態宣言」が出されたことを踏まえ、政府は、延期も含め、再調整することになりました。

「立皇嗣の礼」をめぐって、政府は、先に、儀式への招待者を絞り込むことや、祝宴にあたる「宮中饗宴(きょうえん)の儀」を取りやめることを決めていました。

政府は、新型コロナウイルスの感染状況などを見極めながら、最終的に判断することにしています。