感染終息願う「ビリケンさん」のマスク盗まれたか? 千葉 流山

千葉県流山市にある「ビリケンさん」像に新型コロナウイルスの感染の終息を願ってつけられていたマスクが、さい銭箱とともになくなっているのが見つかりました。市の担当者は、「感染の終息を願ってつけたマスクが盗まれたのは残念で、出来心だとしたら返してほしい」としています。
なくなっていたのは千葉県流山市の利根運河沿いに設置されている「ビリケンさん」像につけられた使い捨てマスクとさい銭箱です。

流山市によりますと先月25日、像の前に新しいさい銭箱を設置したのに合わせて、新型コロナウイルスの終息を願って像に使い捨てマスクをつけたということです。

しかし、9日、いずれもなくなっているのが確認されたということです。

市は警察に被害届を出し、担当者は、「感染の終息を願ったマスクやさい銭箱が持ち去られ、悲しく、残念だ。出来心でやったとしたら返してもらいたい」と話しています。

この「ビリケンさん」の像は、100年以上前から利根運河沿いに設置されていたビリケンさんの石像がおととし、何者かによって壊されたのを受けて、大阪の団体、「ビリケン事務局」から無償で流山市に寄贈されたものです。