日本相撲協会 幕下以下の力士1人 新型コロナウイルス感染疑い

日本相撲協会 幕下以下の力士1人 新型コロナウイルス感染疑い
日本相撲協会は幕下以下の力士1人が発熱などの症状が続いて、8日から入院し、新型コロナウイルスの検査を受けていると発表しました。
これは日本相撲協会の芝田山広報部長が報道各社の取材に電話で応じ明らかにしました。

それによりますと、感染の疑いがあるのは幕下以下の力士1人で、今月4日から発熱が2日間続き、いったん熱が下がりましたが、8日までに再び高熱が出たうえ、せきやけん怠感、息苦しさなどの症状を訴えているということです。

芝田山広報部長の説明によりますと、この力士は8日、都内の病院で新型コロナウイルスの簡易検査を受けて当初は陽性とされましたが、9日になって病院側が陰性と訂正し、相撲協会に報告したということです。

力士は8日から都内で入院し検査を受けているということで、早ければ10日にも結果がわかるということです。

芝田山広報部長によりますと、この力士が所属する部屋では、ほかに発熱などの症状を訴えている力士はいないということですが、部屋では稽古を中止し、原則、全員外出禁止として、自宅や部屋で待機しているということです。

芝田山広報部長は「この力士は比較的元気だというが、持病もあるそうだ。外出したかどうかなどの調査は進めている。ほかの力士なども順次、検査を受けることになると思う」と話しています。