緊急事態宣言 市役所窓口に手製間仕切り設置 千葉 我孫子

緊急事態宣言 市役所窓口に手製間仕切り設置 千葉 我孫子
緊急事態宣言を受けて、千葉県の我孫子市役所では、飛沫による感染拡大を防ぐため、窓口に手作りの間仕切りを新たに設置しました。
国が緊急事態を宣言したのを受けて、我孫子市役所では新たな感染拡大防止策として、市民と職員が対面することが多い市民課などの窓口に手作りの間仕切り50基を設置しました。

間仕切りは高さ80センチ幅70センチほどで、木材の骨組みに市の倉庫に保管されていた透明な農業用のシートを張って手作りしたということで、1基当たりの費用は500円ほどだということです。

市によりますと、年度始めの4月は転出入の届け出などで窓口を訪れる人がいることから、担当する職員から不安の声があがっていて対応を取ったということです。

転入届を出すために市役所を訪れた20代の女性は、「こういう状況なので仕切りがあると安心です」と話していました。

窓口を担当する女性職員は、「職員と市民の間でウイルスをうつさないように対策が取られてよかった」と話していました。

間仕切りの発案や製作に携わった、我孫子市施設管理課の神戸明課長は、「今後はシートをアクリル板にするなど改良して、感染防止により役立つものを作っていきたい」と話していました。