緊急事態宣言 居酒屋・外食チェーンの対応は

緊急事態宣言 居酒屋・外食チェーンの対応は
緊急事態宣言で、休業を要請する業態などについて国や東京都の協議が続く中、居酒屋チェーンや外食チェーンでは臨時休業したり、営業を続けながらアルコールの提供を制限したりと対応が分かれています。
このうち居酒屋の白木屋や魚民などを展開するモンテローザでは、営業時間の短縮などの対策を行いながら、原則として営業を続けています。

一方、居酒屋の甘太郎などを展開するコロワイドでは緊急事態宣言の対象地域にある7都府県の384の店舗については8日から来月6日まで休業します。

居酒屋チェーンのワタミも7都府県のおよそ200の直営店舗では8日から来月6日まで夜間は休業し、一部でランチやテイクアウトの営業のみを行っています。

また外食チェーンのサイゼリヤでは、客どうしが大声で話したり、接近するのを防ぐため、今月6日からすべての店舗でボトルワインの販売を取りやめたほか、グラスワインやジョッキのビールなどを1人2杯までに制限し、アルコールの販売を縮小しました。

このほか牛丼チェーン最大手のすき家では8日から当面、7都府県のおよそ800の店舗でアルコールの提供を取りやめました。店の滞在時間を短くすることで、客や従業員への感染を防ぐためだとしています。

また牛丼チェーンの「吉野家」や「松屋」では、今のところアルコールの提供を続けていますが、今後、東京都などから休業の要請があればその内容を踏まえて、対応を検討していくということです。