三菱自動車 国内工場での生産停止 期間延長へ 新型コロナ

三菱自動車 国内工場での生産停止 期間延長へ 新型コロナ
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新型コロナウイルスの感染拡大で、車の需要が落ち込んでいることなどから、三菱自動車工業は岡山県と岐阜県の工場で生産を一時的に停止する期間を延長することを決めました。
三菱自動車によりますと、岡山県倉敷市にある水島製作所の軽自動車の生産ラインでは、先月27日から今月10日まで生産を一時的に停止する予定でしたが、これを今月14日まで延長するということです。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で部品が十分に確保できなくなっている状態が続いているためです。

また岐阜県坂祝町にある子会社の工場では、世界的に車の需要が落ち込んでいるため、今月13日から20日までを予定していた生産の一時停止の期間を今月30日まで延長します。

三菱自動車は愛知県の岡崎製作所なども含め、すべての車の組み立て工場で一時停止を決めています。

またこれらの工場で働く最大6500人の従業員を「一時帰休」とし、給料の一定額を会社が支払うことにしています。

感染拡大の影響で、自動車メーカーでは8社すべてで国内での生産調整を余儀なくされています。