広島県 新たに4人感染確認 計24人に 新型コロナウイルス

広島県 新たに4人感染確認 計24人に 新型コロナウイルス
広島県などは8日夜、三次市と東広島市、それに福山市で合わせて4人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表し、これで広島県内での感染確認は24人になりました。
このうち三次市の80代の女性は先月28日に発熱の症状が出て県内の医療機関に入院し、インフルエンザと診断されましたが、7日になって肺炎の症状も出たたため、検査を行ったところ8日、新型コロナウイルスの感染が確認されたということです。今も肺炎の症状がみられ、比較的、症状は重いということです。県によりますと、女性は緊急事態宣言が出された地域に住んでいる親族と先月24日に会っていたということです。

東広島市の40代の会社員の男性は今月2日に発熱や味を感じないなどの症状が出たため、自宅療養していましたが症状が改善せず、6日、7日と医療機関を受診し、8日検査を行った結果、感染が確認されたということです。県によりますと現在の症状は安定しているということです。男性は大阪府内にも自宅があり、先月27日から30日まで滞在していたということです。

福山市では2人の感染が確認され、このうち50代の会社員の男性は今月1日にせきの症状が出たあと発熱やけん怠感などの症状も出たため、4日と7日に医療機関を受診し、8日検査を行った結果、感染が確認されたということです。福山市によりますと、男性は先月23日に緊急事態宣言が出された神戸市を訪問していました。

もう1人は飲食店勤務の40代の男性で、先月31日に微熱とのどの痛みが出たため、今月1日から7日にかけて3つの医療機関を受診し、8日検査を行った結果、感染が確認されました。福山市によりますと2人はいずれも症状はあるものの安定しているということです。

これで広島県内で感染が確認されたのは24人になりました。