外国人向け新型コロナ電話相談窓口 10日から設置へ 日本医師会

外国人向け新型コロナ電話相談窓口 10日から設置へ 日本医師会
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、日本医師会は日本に滞在する外国人からの電話相談に応じる専用の窓口を10日から設置すると発表しました。
日本医師会によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、日本に滞在する外国人からも医療機関の受診などに関する相談が増えていますが、行政の窓口だけではことばの問題などもあり、十分に対応できていないおそれがあるということです。

このため日本医師会では外国人の医療通訳などをおこなっているNPO法人と協力し、外国人専用の電話相談窓口を10日から設置すると発表しました。

電話相談は来月20日まで、毎日午前10時から午後5時まで受け付け、NPO法人のスタッフが対応します。

対応する言語は、英語は毎日、中国語は平日とするほか、韓国語、タイ語、スペイン語、フィリピン語などその他の言語は1週間に一度、それぞれ曜日を指定するということです。

電話番号は「03-6233-9266」です。

日本医師会の松本常任理事は記者会見で「外国人の方も、必要な医療機関の受診に適切につないでいけるようにしたい」と述べました。