プロ野球パ・リーグ 地方12試合の開催地変更 新型コロナ受け

プロ野球パ・リーグ 地方12試合の開催地変更 新型コロナ受け
プロ野球、パ・リーグはすでに発表していた試合日程のうち、地方球場で予定していた12試合の開催地を変更すると発表しました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、観客への感染を防ぐ対策を行うには、本拠地以外での開催は難しいためだとしています。
開催地が変更されたのは、来月から7月にかけて予定されている12試合です。

このうち、
▼来月19日は2試合で、秋田市で予定していた楽天対日本ハムと、さいたま市での西武対ロッテ
▼6月19日は前橋市での西武対日本ハム、
▼6月23日に予定していた青森県弘前市での楽天対オリックスの合わせて4試合は、主催する球団の本拠地での開催となりました。

また、日本ハムの主催試合で、
▼6月23日に北海道釧路市、24日に帯広市で予定していたロッテ戦、
▼同27日と28日の静岡市での楽天戦、
▼7月4日と5日の那覇市でのソフトバンク戦、
▼同14日と15日の北海道旭川市でのオリックス戦の合わせて8試合は、開催地を変更し、すべて本拠地・札幌ドームでの開催を軸に調整が進められているということです。

NPB=日本野球機構などによりますと、地方球場の場合、訪れる観客に対して新型コロナウイルスの感染防止対策に必要なサーモグラフィーや消毒液などの資機材を準備するのが難しいため、セ・リーグを含めてこれ以外の地方球場での試合についても、本拠地での開催に変更される見込みです。

しかし、シーズンの開幕日がまだ決まっていないため、開催地が変更された試合が行われるかどうかは現段階では未定ということです。