「少年ジャンプ」発売延期 編集部社員が感染の疑い 新型コロナ

「少年ジャンプ」発売延期 編集部社員が感染の疑い 新型コロナ
漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」の編集部に勤める社員が新型コロナウイルスに感染した疑いがあるとして、集英社は編集作業を一時中断することを決め、今月20日に予定されていた号の発売を1週間延期することになりました。
集英社によりますと、「週刊少年ジャンプ」の編集部に勤める40代の社員が今月2日に発熱の症状が出たためその後の出社を控え、現在、検査の実施を待っている状況だということです。

この社員は作家と直接接触する立場ではありませんが、集英社は作家や関係者への感染リスクを防ぐために、この雑誌の編集部全体で作業を一時中断することを決め、今月20日に予定されていた「21号」の発売を1週間延期することになりました。

すでに制作が終わっている1つ前の20号は今月13日に予定どおり発売し、今月27日に「21・22合併号」を出す予定だということです。

「週刊少年ジャンプ」の編集部はホームページにコメントを発表し「毎週楽しみにしていただいている読者の皆様に心からお詫びいたします。作家・関係者の健康と安全を最優先に考慮するとともに、必死に執筆を続ける作家をサポートして、読者の皆様の心を明るくさせられるような漫画を届けていけるよう努力いたします」としています。