ファミレス 料理宅配やテイクアウト強化の動き 新型コロナ

ファミレス 料理宅配やテイクアウト強化の動き 新型コロナ
東京など7都府県に緊急事態宣言が出て外出の自粛が要請される中、ファミリーレストランでは料理の宅配やテイクアウトを強化する動きが出ています。
ファミリーレストラン最大手のすかいらーくホールディングスでは、先月の客数はおよそ25%減りましたが、自宅で過ごす人が増えているため宅配とテイクアウトが大きく伸びています。

東京 中野区にあるガスト中野江古田店でも、今月に入って宅配は去年の同じ時期に比べ10%増え、テイクアウトはおよそ2倍に増えているということです。
8日も、昼前から宅配専門のスタッフが注文のあったランチをバイクに積み込み配送に回っていました。
会社ではグループの半数近くのおよそ1400店で宅配を行っていますが、接客スタッフを宅配に充てたり、ほかの店から応援をもらったりして体制を強化しているということです。

地域の店舗運営を担当する吉住祥一郎さんは「お店で食事ができない人にも温かい料理を届けられるよう、できることをしていきたい」と話していました。