セレッソ大阪 自宅待機の選手 ウェブ会議活用しトレーニング

セレッソ大阪 自宅待機の選手 ウェブ会議活用しトレーニング
新型コロナウイルスの影響で活動を休止しているサッカーJ1のセレッソ大阪は、自宅待機中の選手たちがウェブ会議システムを活用して一緒にトレーニングする取り組みを始めています。
セレッソは今月1日、選手1人が新型コロナウイルスに感染したため、選手とスタッフを自宅待機とし、当面すべての活動を休止しています。

こうした中、クラブでは自宅待機中の選手たちがコンディションを維持できるよう、今月3日からインターネットのウェブ会議システムでおよそ40人の選手全員を結んで一緒に筋力トレーニングを行う取り組みを始めました。

発案したのはスペイン出身のトニ・ヒル・プエルトフィジカルコーチで、プエルトコーチが画面を通して体幹を鍛えるメニューなどを実演し、選手たちは指示を受けながらそれぞれの自宅で50分ほどのトレーニングに励んでいます。

このうち、ミッドフィルダーの奥埜博亮選手は、トレーニング中に愛犬が頻繁に寄ってくるなど、自宅ならではのほほえましい様子も見られました。

セレッソでは「選手どうしが顔を合わせて練習することで、少しは不安やストレスを減らすことができると思う。今後もできるかぎりの取り組みを行っていきたい」と話しています。