緊急事態宣言 福岡県知事 不要不急の外出控えるよう強く求める

緊急事態宣言 福岡県知事 不要不急の外出控えるよう強く求める
緊急事態宣言を受けて福岡県の小川知事は7日夜、臨時の記者会見を開き、県民に対して生活の維持のために必要な場合を除いて不要不急の外出を控えるよう強く求めました。
安倍総理大臣が東京や福岡などの7都府県を対象に特別措置法に基づく「緊急事態宣言」を行ったのを受けて、福岡県の小川知事は7日夜、臨時の記者会見を開きました。

この中で小川知事は「宣言が発出されたことを受けて、法律に基づく対応が可能になった」と述べ、法的な裏付けができたことで不要不急の外出自粛要請などの実効性が高まるという認識を示しました。

そのうえで小川知事は「平日や週末、昼夜を問わず、生活の維持のために必要なものを除いて不要不急の外出を控えることをまずお願いしたい。職場への出勤は外出自粛の対象とはしないが、在宅勤務や時差出勤などで人との交わりを減らしてほしい」と述べ、不要不急の外出を控えるよう強く求めました。

また今回の要請に休業の要請が含まれていないことについては「必要があれば発動できるように今から準備をしていく」と述べ、今後患者が急増した場合には密閉、密集、密接のいわゆる「3密」になりやすい場所などを中心に休業の要請や指示を行う準備を進める考えを示しました。