東京五輪 世界レスリング連合 獲得済みの出場枠変更しない方針

東京五輪 世界レスリング連合 獲得済みの出場枠変更しない方針
東京オリンピックが1年延期されたことを受けて世界レスリング連合は、すでにそれぞれの国と地域が獲得している出場枠について変更しない方針を明らかにしました。
レスリングは東京オリンピックで男女合わせて18の階級で実施され、去年9月の世界選手権で5位以内に入った国が出場枠を獲得しています。

世界レスリング連合の発表によりますと、それぞれの国と地域がすでに獲得している出場枠については変更しない方針だということです。

日本は男子3階級、女子の5階級ですでに出場枠を獲得し、川井梨紗子選手や文田健一郎選手など合わせて8人が代表に内定していました。

日本レスリング協会はすでに内定した選手については変更しない方針を決めていて8人の選手は内定が維持される見込みです。

出場枠を獲得していない階級の選手は、今後、アジア予選や世界予選で内定を目指すことになりますが、予選は新型コロナウイルスの影響で延期されていて開催時期について調整していくということです。

また世界レスリング連合は6月までのすべての国際大会の延期も決めました。