アメフト 関西学院大と日大の定期戦 再開中止に 感染拡大で

日大のアメリカンフットボール部の選手による悪質タックル問題を受けて休止されていた関西学院大と日大の定期戦について、両校がことしの5月から再開することで合意しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、定期戦は中止になりました。
アメリカンフットボールの関西学院大と日大の定期戦は、おととし5月、日大の選手による悪質タックル問題を受けて休止されていました。

その後、去年12月に日大からの要望を受けて両校が協議した結果、2年ぶりに再開することで合意し、来月30日に神戸市で開催することになりました。

しかし新型コロナウイルスの感染拡大を受けて関西学生連盟がことしの春のすべての試合を中止とすることを決めたため、関西学院大と日大の定期戦も取りやめとなりました。

定期戦はこれまで年に1回、春に開催されていて、両校は来年以降の再開を検討することにしています。

関西学院大の小野宏ディレクターは「被害を受けた選手からも定期戦を再開したいという強い意向があり再開に合意した。新型コロナウイルスの感染拡大もあり、中止はやむをえないが来年以降の開催について再び日大と協議したい」と話しています。